命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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夕食後の様子です。
テーブルいっぱいに雑誌や絵本を広げて、
夜の時間は更けていきます。
この家に住み始めて以前と大きく変わったことは、時間の流れがゆっくり感じられるようになったことです。まだこんな時間?時計を確かめてそんなふうに感じることがたびたびあります。
思うに照明の効果は大きいのかな、と。
ずっと憧れていた白熱灯のあたたかい照明。
1階ダイニングキッチンには、一部蛍光灯の白熱色も使われていますが、遜色なく雰囲気づくりに貢献してくれています。
先日、夜、オットが同僚に家まで送ってもらったときのこと
我が家の夜の様子を外から見て
「光が煌々と漏れていますね!」
と。
贅沢にあかりを灯していたつもりはなくても、蛍光灯と比べてそのように見えるようです。
そんな照明の下、更けゆく夜。。。
テーブルいっぱいに雑誌や絵本を広げて、
夜の時間は更けていきます。
この家に住み始めて以前と大きく変わったことは、時間の流れがゆっくり感じられるようになったことです。まだこんな時間?時計を確かめてそんなふうに感じることがたびたびあります。
思うに照明の効果は大きいのかな、と。
ずっと憧れていた白熱灯のあたたかい照明。
1階ダイニングキッチンには、一部蛍光灯の白熱色も使われていますが、遜色なく雰囲気づくりに貢献してくれています。
先日、夜、オットが同僚に家まで送ってもらったときのこと
我が家の夜の様子を外から見て
「光が煌々と漏れていますね!」
と。
贅沢にあかりを灯していたつもりはなくても、蛍光灯と比べてそのように見えるようです。
そんな照明の下、更けゆく夜。。。
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以前は冬になると、ムスメたちとちょくちょく温泉に出かけていましたが、我が家のお風呂が快適なので温泉に行く回数がめっきり減ってしまいました。寒さを紛らわすためだった節もあります。温泉は温泉ならではのよさがあるのですが、家が快適だとわざわざ外に出ようという気がおきません。
備えあれば憂いなしとのオットの考えで、浴室乾燥暖房機をつけてもらいましたが、暖房としての出番は今のところありません。2階の浴室周辺は薪ストーブの暖気で十分に暖かいのです。使うとすれば、梅雨時の洗濯ものの乾燥でしょう。
とにかくバスタイムはあたたかく快適☆
リラックスルームとも化しています。
最近はバスタイムを楽しむグッズもたくさん出ています。濡れてもOKな本もあります。でもお金をかけずに楽しむには、カタログや冊子を持ち込むという方法も。お風呂で瞑想タイムもいいのですが、何かしていないと手持ち無沙汰なんですよね。回収に出す予定のカタログを持ち込んで今日も長湯です。
ムスメ1はもっぱらラジオ派で、脱衣室でラジオを流しバスタイムを満喫しています。
備えあれば憂いなしとのオットの考えで、浴室乾燥暖房機をつけてもらいましたが、暖房としての出番は今のところありません。2階の浴室周辺は薪ストーブの暖気で十分に暖かいのです。使うとすれば、梅雨時の洗濯ものの乾燥でしょう。
とにかくバスタイムはあたたかく快適☆
リラックスルームとも化しています。
最近はバスタイムを楽しむグッズもたくさん出ています。濡れてもOKな本もあります。でもお金をかけずに楽しむには、カタログや冊子を持ち込むという方法も。お風呂で瞑想タイムもいいのですが、何かしていないと手持ち無沙汰なんですよね。回収に出す予定のカタログを持ち込んで今日も長湯です。
ムスメ1はもっぱらラジオ派で、脱衣室でラジオを流しバスタイムを満喫しています。
夕方、本家のオカアサマから電話
「暇やからコロッケ作ったし、よかったら取りにいらっしゃい」と。
口調はあくまで淡々と。でも決してつっけんどんではない、言葉の奥に込められた思いがそこはかとなく伝わってきます。
じゃがいもは自家製、暇やから・・は謙遜です。
生粋の能登の人ってシャイなんですよね。一緒に住んでいるときは、受け答えのしかたひとつとってもあっさりとしすぎて物足りなく思っていたのですが、離れてみてわかりました。何ごとにも辛抱強くて勤勉な能登の女性は、余計なことはしゃべらないんだと。
能登を言い表すのに「能登はやさしや土までも」という美しい言葉があります。恵まれた自然と厳しい気候風土、そこに暮らす素朴であたたかい心を持った人々。皮肉にも、一緒に住んでいた2年余りの時間には気づかなかった。いえ気づこうとしなかったのかもしれません。
弁解するつもりはありませんが、距離を置いてみて初めて気がつくことって、あります。夫婦や親子でさえも「家族をする」ことに心を砕かなければならない時代、核家族を切り盛りするのに精一杯のワタシには、オットの両親を含めた家族関係をうまく回していくことは力不足でした。
スープの冷めない距離、は理想的です。まさしく今日、絵に描いたよう。このところちょくちょく両親の顔を見るたび思います。お二人とも血色もよく、少しふっくらされたよう。面と向かっては言われませんが、ワタシたちの家ができたことを何より喜んでくれていること、風の便りに聞いています。
「暇やからコロッケ作ったし、よかったら取りにいらっしゃい」と。
口調はあくまで淡々と。でも決してつっけんどんではない、言葉の奥に込められた思いがそこはかとなく伝わってきます。
じゃがいもは自家製、暇やから・・は謙遜です。
生粋の能登の人ってシャイなんですよね。一緒に住んでいるときは、受け答えのしかたひとつとってもあっさりとしすぎて物足りなく思っていたのですが、離れてみてわかりました。何ごとにも辛抱強くて勤勉な能登の女性は、余計なことはしゃべらないんだと。
能登を言い表すのに「能登はやさしや土までも」という美しい言葉があります。恵まれた自然と厳しい気候風土、そこに暮らす素朴であたたかい心を持った人々。皮肉にも、一緒に住んでいた2年余りの時間には気づかなかった。いえ気づこうとしなかったのかもしれません。
弁解するつもりはありませんが、距離を置いてみて初めて気がつくことって、あります。夫婦や親子でさえも「家族をする」ことに心を砕かなければならない時代、核家族を切り盛りするのに精一杯のワタシには、オットの両親を含めた家族関係をうまく回していくことは力不足でした。
スープの冷めない距離、は理想的です。まさしく今日、絵に描いたよう。このところちょくちょく両親の顔を見るたび思います。お二人とも血色もよく、少しふっくらされたよう。面と向かっては言われませんが、ワタシたちの家ができたことを何より喜んでくれていること、風の便りに聞いています。
夜のしじまに、ぱちぱちと薪のはぜる音。
静かで暖かい冬の夜。
時折ゴトッと低い音をたてて薪が崩れる。
家の中で火を見るなんて、不思議だな。
ハイテクに支えられて成り立っているくらしの中で、薪ストーブはなんとローテクな装置だろう。薪を割る、運ぶ、燃やす、燃やし続ける、すべての工程において体と頭を使う。使い慣らすには手間がかかる。コツやカン、知恵が要る。便利な時代に生きる人間が忘れ去った、思い通りにならない自然を薪ストーブは教えてくれる。まだ薪割りその他において全面的に関わっていないワタシがこんなこと言うのもなんなんですが・・ね。
今夜もオーロラがキレイだな。自分で薪を投入していないので木の種類による色の違いまでは見分けられないけど、ピンクやブルー、グリーンの炎が静かにゆらめいて、幻想の世界に引き込まれる。何も要らない、ここにいるだけで。体全体がぽかぽかして満ち足りた気分になり、ついぞ横になって眠りに落ちる・・・
死ぬまでにフィンランドに行きこの目でホンモノのオーロラを見ることが、夢。
静かで暖かい冬の夜。
時折ゴトッと低い音をたてて薪が崩れる。
家の中で火を見るなんて、不思議だな。
ハイテクに支えられて成り立っているくらしの中で、薪ストーブはなんとローテクな装置だろう。薪を割る、運ぶ、燃やす、燃やし続ける、すべての工程において体と頭を使う。使い慣らすには手間がかかる。コツやカン、知恵が要る。便利な時代に生きる人間が忘れ去った、思い通りにならない自然を薪ストーブは教えてくれる。まだ薪割りその他において全面的に関わっていないワタシがこんなこと言うのもなんなんですが・・ね。
今夜もオーロラがキレイだな。自分で薪を投入していないので木の種類による色の違いまでは見分けられないけど、ピンクやブルー、グリーンの炎が静かにゆらめいて、幻想の世界に引き込まれる。何も要らない、ここにいるだけで。体全体がぽかぽかして満ち足りた気分になり、ついぞ横になって眠りに落ちる・・・
死ぬまでにフィンランドに行きこの目でホンモノのオーロラを見ることが、夢。