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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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今をときめく建築家・手塚貴晴氏の講演を聴きに、金沢まで行ってきた。

印象に残ったのは
「クライアントの要望を、常識にとらわれないカタチとしてつくる」
という言葉。
「屋根の家」や「縁側の家」のような斬新な発想につながるのだと納得。

「屋根の家」はかなり前に「建物探訪」で見たことを、思い出した。この家の住人は本当に屋根での愉しみを満喫している。ここまで愉しめるって、ある意味すごい。

住宅を設計するときに「家で何をするか」をまず考えると話の中にあった。家ですることと言えば、食べる・眠るなどの生理的欲求、読書・日曜大工など趣味に分類されるのだろうか。

趣味の行為は置いておくとして、家族全員がひとつの食卓を囲んで「食べる」ことは、もっとも大切にしたいことである。「食べる(=空腹を満たす)」といった本能に基づく行為に、文化のエッセンスを加えることができるのが、人間に与えられた特権である。

いかに愉しく食べるか、コミュニケーションの場とするか、はお互いを思いやった家族の努力の上に成り立っているものと思う。家族であっても素のままではいけない、変に取り繕うのも不自然であるが、最低限の気遣いが必要だ。

建物というハードが整ったからといって、くらしというソフトが自動的についてくるわけではない。ソフトを盛り込んで設計されたハードを、どう使いこなしていくのかは、住み手に託された課題である。くらしを愉しむには、わくわくする心を忘れずに積極的にくらしに関わっていく姿勢が大切なんだ、と思った。

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東側から見た外観です。外壁が朝日を浴びて輝いています。くっきりと電線の影も映り込んでいます。ムスメ2の杞憂する工場ハウスらしくなってきましたよ(笑)



板金屋さんに言われてしまいました。あまりにうれしくて写真を撮りまくっていたら、「オクサマはホントにうれしそうですよ!」って。ありがとうございます。
そっか~そんなふうに見えるんだ。でもホントにうれしいのです。人生の大イベントであるイエづくり。楽しまなくてどうしましょう。



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ガルバリウムの外観には、イエを建てる具体
的な計画がまだない頃から、住宅雑誌で見て
憧れていました。

その憧れが現実のものになろうとしています。
陳腐な台詞かもしれませんが、感動です。
本当に、憧れ続けたガルバリウムの家が
ワタシたちのすまいになるのです。

ムスメ2は、バカと何とかはと申しますが
高い場所がめっぽう好き。
ワタシがデジカメを撮っている間に
ヒョイと足場に登り、得意げ。ほんまにもう。。。



ガルバリウムの外観について、彼女の感想
「なんか、工場みたい」
なるほど、率直な意見です。
言われてみると、見えなくもありません。
無機質なそこがスキなんですけどね☆

外観はガルバリウムオンリーではありません。杉、リシン吹き付け(だったかな?)とのコンビネーションが住宅らしさを醸し出してくれるものと思います。ムスメ2よ、安心せよ!
ちなみに彼女は、年頃の女の子の例にもれず、明るいスパニッシュ風の家が好みだったもよう。残念やね、決定権は親のワタシたちにあるのだ!はははっ

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待ちに待った外壁のガルバリウムが張られ始めた。



日曜日の今日は大工さんもお休み。イエの様子を伺いに行くと、板金屋さんのトラックが停まっていた。

北側の一部がもう張られている!クールで無機質なガルバリウムの質感。
色見本で見るよりも、断然よい!
一部とはいえ、外壁が張られるとぐっと家らしくなる。

板金屋さんと話す。やはり外壁が張られるのを心待ちにしている施主は多いのだとか。かたちは上棟のときにできたが、外壁という材質で覆って初めて家らしくなる。
イエづくりは何度も感動があるが、外壁が全部張られるとまた大きな感動の波を体験することになるだろう。

板金屋さんの話によると、ガルバリウムは10年くらい前からちらほら用いられるようになった材料で、地元での施工はまだ少ないらしい。使用しているものは品質のよいものだ、とも。
 
濃すぎず薄すぎないちょうどよい色合い。地味な色なので、かえって建物の輪郭が際立つように思う。

暗くてわかりにくいですが、左側の部分が張られた箇所です↓↓
裏山に登って撮影。



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「あの煙突は何?」
友人からも近所の人からもよく聞かれる。人は見ていないようで、案外よく見ているものだ。イマドキ煙突のあるイエは珍しいのだろう。

薪ストーブを取り入れたい、そう思ったのは子どもの幼稚園時代にさかのぼる。暖炉のあるホールはぽかぽかとした熱を部屋中に放出して、静かで暖かく子どもたちの心までをも温めてくれた。

幼稚園は山の上にあった。職員さんが木を切って薪を作っていたことを思い出す。
 
寒い冬の朝、登園した子どもたちは真っ先に暖炉の前で手や体を暖める。炎の持つ暖かさ、活気、生気、見ていると飽きないし落ち着く。

薪ストーブと暖炉の違いってなんだろう。
炉を閉められるか否かということだろうか。別荘ならまだしも一般住宅に暖炉は仰々しすぎる。薪ストーブなら和な雰囲気にもマッチするし、先入観で暖炉より手軽だなんて思ったのだ。

冬が長いここ能登では、薪ストーブの活躍に大いに期待したいところである。とはいうものの、薪ストーブ初心者にとって要領をつかむまでが大変だろう。そのつもりで心しておこう。とりあえず今年は、炎を見ることができて、その上あったかくなれたらいいな(それって完璧を求めてる?)。

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