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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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近頃のリモコンは、親切です。
ものによっては世話焼きととれるものも・・・。

■給湯機器
「お湯張りします」
はい、お願いします

こちら、必要最低限の案内でわりとあっさりしたもの

■食洗機
電源を入れると
「電源が入りました」
はい、入れたんです。

「コースを選択してボタンを押してください」
いつものやつでお願いします。

「運転します」
ミセスの片腕、よろしくね。

「運転が終わりました」
おつかれさまでした。

こちら親切が過ぎる気も。
リモコンにも性格が出ます。

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恐れていたことが起こった。
夕食後、(珍しく)食卓で学習ノートを広げていたムスメ2から叫び声が。
「ゴキブリー!」
すかさず蠅たたきを手に身構え、立ち向かう母(=ワタシ)。

ゴキブリだけには、遭遇したくなかった。
家ができて間もない頃、
ゴキブリってまさかうちには入ってきいひんやんな~
のんきに話していた。

床下に侵入経路があるとは考えにくいが、
配管や構造体のわずかな隙間を縫って、
もしくは玄関や勝手口を開け放っている隙を狙って入ってくるのだろうか。
まったく油断ならぬ奴だ。

それにしても、ショックだ。
一匹の裏には何十匹・何百匹というネズミ算でないことを、祈る。
最初に入ってきた一匹めだと、信じる。いや思いたい。
今後もしそのようなことがあるとしたら、
片っ端から叩きのめしてやる。
ただで逃がしてなるものか。

ピアノの裏に逃げ込んだ敵。
脅しておびき寄せ、捕獲成功。
ペッシャンコにつぶしてやりました。

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中1のムスメ2の家庭訪問でした。
事前のお知らせプリントでは、
玄関先で子どもとの対話をする程度なのでお気遣いなきよう、
とのこと。
一応家の中は片付けて担任の先生をお待ちしました。

定刻にドアチャイムが鳴ります。
玄関先でのあいさつもそこそこに
「ステキですね~、(気のせいか恍惚の表情)おじゃましてよろしいですか」
有無を言わせぬ雰囲気、すでに靴をお脱ぎに。。。
ええ、どうぞ喜んで(喜)
そのようなこともあろうかと片付けておきました(ピース)。
そんなことはおくびにも出さず、
「どうぞ、散らかってますけど~」

紋切り型ではない担任の先生の態度に、好感が持てます。
最近では、先生がたもクレーマー親への対処やいじめ問題などの
対応で仕事量も増大しており、大変なご苦労をされています。
そんな面倒を避けようと、サラリーマンに徹する先生
(俗にサラリーマン先生)もいると聞きます。
気持ちはわからないでもありません。
きっとそういう先生は、玄関先で形式ばかりの家庭訪問を済まされるのでしょう。

貴重な時間を割いていただいているのですから、
玄関先と言わずにある程度は家庭の様子を見ていただくことが、
子どもを理解してもらうことにも役立つと思うのです。
一階をぐるっと見て回られ、「ぜひ子ども部屋も」と2階へ案内しました。

「すてきですね~、いいですね~、××の建物探訪に来た気分ですよ」
しきりにそう発しておられました。
楽しんでいただけたならよかったです。
ムスメ2のこともよろしくお願いします。


家に一歩入ると、包まれる雰囲気というものがあります。
我が家の場合、まず杉をふんだんに使った玄関で驚きの
表情を見せる人の、多いこと。
素朴でやわらかな杉は、お客様の靴を脱がせるのに時間はかかりません。

引き戸を開けると、突き当たりに見える築山の石垣や露地。
南に面したガラス戸からはさんさんと光が入り、
申し分のなり明るさ。
黒い珪藻土の壁が光を適度に吸収して、落ち着きを醸し出します。
素材の質感、光と陰、風景を取り込む手法は、得も言われぬ妙味と
なって情緒を揺さぶります。

我が家を訪れるお客さまが感嘆のためいきをもらすことで、
住まい手は第三者の視点に立ってどこがどういいのか
に気づかされるのです。
そう、気づきとは外からもたらされるもの。
もっと深く気づきたい、知りたい。
どうぞ、またお越しください、お待ちしています。

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真夜中にお米を研ぎながら、ふと思ふ。

アイランド型のキッチンは、一戸建てのみならず最近では
ハイソなマンションにも取り入れられるなど、
人気が続いているようです。
コミュニケーションの観点からも、ミセスに支持される理由は明白です。

我が家も、念願のアイランド型にして
限られた時間での家族のふれあいが、ぐっと密になりました。
キッチンとその向こうにいる人との障壁がないのは、
心理面でも一体感を感じることができ、
「わたし作る人、あなた食べる人」(たとえが古いですが)という
役割による不平感を覚えないで済みます。
キッチンでの作業が見えるので、ミセスは見られているという
自覚が芽生え、サービスしてあげたくなるキッチンかもしれません。うふ。

余談:先日、我が家を訪れたパソコン屋さん、
「キッチンが(部屋の)真ん中にあるんですね~~(斬新で大胆なプランとでも言いたげな様子)」
デシタ。

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ええ、連日湿度計の針は80%を超えているんです。
飽和状態ですよ、もう。
何がイヤかって、肌にまとわりつくような水分を含んだ
重い空気ほどうっとうしいものはございません。
80%というと、それはもうムシムシ・ベタベタする湿度
であります。

ところがですね、蒸し暑さはそうでもないんです。
未だにエアコンのドライも入れたことがございません。
おそらく室内の体感湿度は60%くらいかと思われます。

洗濯物が乾きにくいのは、事実です。
家事室は洗濯物の花盛りですよっ。

夕方、窓を開けると1階地面からひんやりした冷気が
入ってきます。
それだけで1.5度ほど室温が下がる気が。

とにかく、暑いのは我慢できても湿度の高いのには
めっぽう弱いワタシなのですが、80%の湿度にもかかわらず
蒸し暑さを感じないので、助かっています。

これも自然素材のおかげなんでしょうか。
道理で、床のスギ板のすきまは詰まってきました。

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