夜桜：花も団子も

欲張って遊びの予定を入れ過ぎたかも、気がつけば４月も後半。

☆夜桜（４月１５日　Ｋ公園にて）

普段の行いが良いのか（？）、
最高のお花見日和となりました。

まだ夜は冷え込む４月初めですが、
この日はことにあたたかくお鍋を囲んでなお暖か、
夜のとばりが下りる頃まで宴が繰り広げられたのでした。
夜桜は実に１０数年ぶり、闇に浮かび上がる桜はどうして
ああも妖しいのでしょう。

花だけでお腹いっぱいになった時代はとうにすぎ
団子がないと始まらない。
ビールに日本酒、おつまみ準備万端調えて宴開始となりましたが、
参加メンバーの差し入れがすご過ぎます。

串カツに焼き鳥、
極めつけは殻付きの牡蠣を、
炉端持ち込みで焼いてくれました（Ｋさんダーリン）

手の甲ほどもある超大粒の牡蠣
こんな大きな牡蠣見たことがありません。

あつあつを頬張ります。
プリップリでほろ苦い味が、たまりませ～ん。
滋養補給できた夜宴でした。

桜よ、牡蠣よ、ありがとう。


次回は、早春の長野旅行編へ・・・つづく

ただ今、ウグイス見習い中

僕は、新米ウグイス。
一人前のウグイスになれるよう、鳴く練習を
しているけれど、これが難しいんだなぁ。
ウグイスとして生まれたからには、
難なくあの鳴き声が出せるかというと、そうではないんだ。
ウグイスの世界でも、親のすることを真似て
覚えるんだ。

♪ホーホケキョキョ

あちゃあ、まただよ。舌がもつれちゃった。


練習あるのみ。
♪ホーホケキョキョ

どれもう一回
♪ホーホケキョケキョ

何か違う気がする


♪ホーホケキョ☆
やったぁ、ウグイスらしく鳴けたよ。


練習を始めて７日目にして、やっと鳴けた。
明日も本物のウグイス目指してがんばろう。

ゆっくりでいい

春といえば桜。
日本人に刷り込まれたＤＮＡのせいでしょうか、
毎年咲き始める頃になるとそわそわしますが、
今年は夜桜観賞会の幹事を買って出ているので
開花時期がなおさら気にかかります。

桜名所のＫ公園の桜の様子を、
通りがかりに運転席からうかがっています。
ここ２．３日でピンクが濃くなっている様子が
遠目に確認できます。
つぼみよ、咲くのを急がないで
フロンドガラス越しに懇願する。

一年に一回の開花ですもの、
少しくらいじらされるほうが花の値打ちもあるというもの。
待つ時間って、結構好きです。

季節を先取りするのが都会なら、
季節が暦どおりにやって来るのが地方です。

３月に咲き始め、文字通り命短く散ってしまう都会の桜。
七尾の桜はぼちぼち咲き始めたところ、満開は今週末でしょうか。
待つ時間が長いぶんだけ喜びもひとしお。
この町に流れる空気と時間の中でゆっくりと花開いておくれ。

ポストに届く音

昼下がり、郵便ポストにコトリと手紙が差し込まれます。
無味乾燥なダイレクトメールの中に私信を見つけたときの
うれしさといったら、
日常の中のちょっとしたお楽しみ、
言うならば、お茶の時間に上等のお菓子をいただくような。

東京では桜が咲き始めたよう。
彼女の筆跡が語ります。
寒がりの彼女は、春の到来をさぞ喜んでいることでしょう。

遠く離れている人と人とを、ゆるりとつなげてくれるハガキ。
手書き文字、切手、消印、写真、手触り、
一枚のハガキはなんと多くのことを伝えてくれるのでしょう。
ありがとう、私もまたおたよりしますね。

「放題」と「ホーダイ」

やりたい放題、わがまま放題
自制心が制御不能になった「放題」という言葉を
カタカナ表記にするととたん、本来の意味が薄れる。
放題をオブラートで包んだのが「ホーダイ」である。

この「ホーダイ」ってのは油断ならず、
自制心でコントロールできるうちはまだよし
そのうち定額だから使わにゃ損損とばかり
使いすぎて、時間をいたずらに浪費してしまうのである。

ケータイという軽々しい呼び名もいただけない。
今日の中高生を含む若者世代は
携帯電話の正しい呼び名を知っているのだろうか。
正式名を、
災害等による緊急連絡用並びに外回り仕事の多い
ビジネスマン向け社外監視用電話、
と言う（遊びの要素などまったくなし）。

ケータイだ、ホーダイだとおもちゃ化していることに
問題の根っこがある。
おもちゃにするような楽しみがあのちっこい機器の中には
満載されているらしい。

その楽しみはどうしても必要なのか？
その楽しみのために、大切な何かを失っていないか？
「ホーダイ」は「放題」であることを理解しているか？

携帯電話の使い方は、自己管理能力未熟な当人だけの
問題ではない。