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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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浴室・脱衣室と洗濯をする場所間の動線、
乾いた洗濯物を取り入れておのおのの
部屋に割り振りする、その手数は家事の
スムーズな進行の課題でした。

北陸の天気は、雨量の多さが特徴で、
「弁当忘れても傘忘れるな」
といましめるくらい、降水量の多い土地柄
です。その上、天気の変化が急激で、
今晴れていた空から何の前ぶれもなく
雨が落ちてくることもしょっちゅう。

そんな具合なので、真夏のカーッと晴れた
日や、気象予報士お墨付きの晴れの予報を
もらったときでないと、屋根のない空の
もと、おちおち洗濯物を干すことができ
ません。
 
幸い在宅で仕事をしているので、音で雨
を察知し速やかな行動を取れますが、
ちょっと出かけるときなぞ、洗濯物を取
り込んでから行くことは必須です。

そんな洗濯物事情を改善できないかと
考えていました。

屋根のある洗濯干し場は然るべし。
日照の期待できない冬場は、室内の暖気
を利用して乾かしたい、と切望しました。

3度目のプレゼンテーションで
2階の浴室を提示されました。
シトウロには思いもつかない画期的な
提案に、目からウロコ☆
入浴・洗面といったプライベートな行為
と、洗濯という家事行為が滑らかにつなが
る提案
でした↓↓



洗濯物を乾かすためだけに、暖房を入
れるのは経済的ではありません。
薪ストーブの熱を利用しつつも目障りになら
ないように乾かしたい、という要求に
応えてくれました。

吹き抜けに面した家事室は、薪ストーブ
の暖気が上昇してカラッと気持ちよく
乾くことでしょう。
これで、翌日着用する衣服の心配をする
必要がなくなりそうで、安堵しています。

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引っ越してきて2年が過ぎました。
未だ荷物のほとんどは、ダンボールに
収まったままで、解きさえしていな
い箱が二部屋を占領しています。

“ゆがんだ楕円形のお皿が、休日の遅い朝食
で使っていたお皿が使えないストレス”は、
想像以上に大きなものであります。

モノがひととおり揃っているところに、あと
からワタシたちが入ってきたのですから、
私物を除き、今あるもので生活は成り立つ
わけです。そうとはわかっていても、使い慣
れたお鍋やフライパンを使いたいのです。

キッチンが容量オーバーになる危険を察知し
持ち込みは最低限にいたしました。
料理の腕がイマイチのワタシでも、魔法のよ
うに料理がおいしくなる“魔法のお鍋”
たわまないパンチングボウルは外せない
調理機器でした。

オカアサマがそれらに指定席を与えてくださ
ったので、ありがたく席に納めさせていただ
きました。

しかし、いつも傍にあった雑多なモノたちと
くらしをともにできない日日は、
帰る巣を忘れた小鳥のごとく、よりどころの
ない空虚な心持ちなのです。

くらしを構成する一要素であるモノたち
人からみれば取るに足らないような
ちっぽけなモノであっても、それらには
それぞれ意味があり、存在する理由が
あるのです。
モノはくらしの一部というよりくらしそのも
のである、としみじみ思うのであります。

ダンボールを解く日が、だんだん近づいてい
ます。モノたちとの再会を心待ちにして。。。

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2階の床はヒノキです。
一昨日ヒノキが貼られました☆



床材のヒノキが運び込まれてからというもの
2階全体に広がるさわやかですがすがしい
香りに、心を奪われています。
頬ずりして肌理の細かさを感じ、類まれなる
芳香を味わう様子に、家族からは
"ヒノキ中毒”

と変質者呼ばわりされています(悲・怒)。

純粋に、ただひたすらまっすぐに
ヒノキの芳香に魅せられているだけなのに、
この扱いには異議を申し立てます。

スベスベと滑らかで色白。
ちょっとおすましで
恥ずかしがりやさん。
節の表情がやさしく愛らしい
ヒ・ノ・キ

端材を集めては、感触と香りを愉しんでいま
す。色でヒノキを言い表すとしたら、
ターゴイズブルー。

深く蒼いブルーとフレッシュな緑を混ぜ合わ
せてできた深みのある清潔な色。
ヒノキの芳香は、深海をイメージさせます。



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薪割りを体験しました。
設計・監理をお願いしている建築家氏より
薪割り体験のお誘いをいただきました。

山の上にある事務所に到着すると
チェンソーの轟音。
ごろごろ山と積まれた原木。
実際に薪割りの様子を見るのも体験するのも
初めてのことで、気持ちがはやります。



薪割り機なるものがあることは事前に
聞いていたのですが、見るのは初めて。

薪割り機に薪をセットしてグイグイ押して
いくと、薪が力を受けてドンドン前方に
移動していきます。すると、薪に当たっている
刃が薪を真っ二つに割るというしくみです。



割れた瞬間、むせかえるような木の香り
が立ちのぼります。手には木の割れる
ザクッとした確かな感触が伝わってきます。

木に命があること、そんなことは普段
考えもしません。割れた木の中心部はしっとり
と水分を含んでいます。かつてこの木も生き
ていたんだなぁ。。としばし感慨。。。
その木を人間が暖をとるために利用する。
感謝しなければ。。。

灯油や石炭はもちろんのこと、人工エネルギ
ーの最たるものである原子力発電にしても、
原料はすべて自然界からいただいたもの。
技術力でもって、人間が利用できるかたちに
変換されていくのです。

薪とて人力だけでつくるのは到底無理です。
電動式薪割り機のおかげで、労力を軽減でき
ます。しかしながら他のエネルギーに比べて
自発的に関わることができるところが、
大きな相違点であり手間はかかるとも良い
ところであります。

「薪エネルギーは何度でも人を暖めてくれる」
とは、薪ストーブのパンフレットの受け売り
ですが、暖まるためには、自力でつくるしか
ありません。割って乾燥させて、部屋に運び
入れて。。
気概を持って取り組む所存です!

斧を使って割るオット。難易度高し。
薪割り機がなかったら凍死することも
免れないでしょう。
昔ながらの手法である斧での薪割りは、日頃
の運動不足とストレス解消にはもってこいの
よう。慢性運動不足のオットが、薪割りで
運動不足を解消する日は近いようです。



ムダのない美しいかたちの斧。
六角チーズを連想していまいました。。。


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突き出た平屋部分の和室の屋根に上ると、
青々とした稲穂が風にそよぐのどかな
田園風景が見渡せます。



実施設計をしていただいている間じゅう、
模型を前に小人になってアレコレ空想を
膨らませていました。
その時点でムスメたちは屋根に上る
ことを既に企てていました。
が、高所恐怖症のワタシは、その計画に
乗り気ではありませんでした。
「危ないからヤメナサイ!」と。

ところが、実際にできてみると2階のベラン
ダからなんなく屋根に移れることがわかりま
した。毎日足場を上り下りしているうちに、
高所恐怖症に対する免疫もつきました。

裏手にはオトウサマの造った築山があり
最高のロケーション!


緑豊かなこの風景を存分に愉しむことが
できます。

屋根から眺める景色は、開放的で気持ちよく
て青空を独り占めしている気分。

屋根がこんなにステキな場所になるとは
予想もしていませんでした。
ピクニックに読書、妄想(いえ、空想)。。。
屋根での愉しみが増えました。

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職業:
書く仕事 主婦
趣味:
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