心のゆとり

夕方、中庭の樹木をライトアップするあかりを灯してキッチンに立つ。闇に浮かび上がるヤマボウシと格子戸を目の愉しみとして・・・
ささやかだけど贅沢なひととき、くらしには心のゆとりが必要。

まだまだ現役、年季の入った水屋箪笥。

昨日、工務店の社長がお見えになりました。せっかくお越しいただいたので、１階キッチンまわりをざっと見ていただきました。開口一番、
「奥さん、これいいですよ！」
と水屋箪笥を指して。



木材屋さんであり、古いものに造詣の深い方ですから、どう評価されるか少し不安がありました。自分にとっての思い入れと、第三者からみたそれとは隔たりがあるのが普通ですから。

そんなふうに言っていただいて、ほっとしました。写真ではわかりにくいですが、かなり年季が入っていて、ところどころ塗装がはげています。それも味わいでありＧＯＯＤだと。その気があればワックスなどでお手入れするもよし、そのままでもよし。

ダイニング・キッチンまわりで使う文具類や爪切り、領収書やお手紙セット、薬や家電の取り扱い説明書などこまごましたものを一切合切収納してくれる魔法の箪笥です。

長めの袖丈

このところヤフオクづいています。掘り出し物を見つけたときのワクワク感や終了間際の緊張感がたまりません。

この春はムスメ１と２の卒業・入学が控えています。付き添い役とはいえ、合計４回あるお式に何を着て行こうかと悩みます。で、ヤフオクで訪問着を物色、ちょうど好みの一枚を見つけました。クリーム色の地に色とりどりの葉っぱが描かれた上品で華やかなアンティーク。箪笥の奥でずっと眠っていた新品だそう。申し訳ないくらいの価格でメデタク落札。

届いてみて気がついたのですが、袖丈が長いのです。手持ちの長襦袢では丈が余ってしまう・・ところが、少し長いだけで気持ちが華やぐから不思議。気に入りました、この袖丈！でも長襦袢はどうしよう・・・？

餅は餅屋、知り合いのキモノ屋さんに相談すると
「昔の人はおしゃれだったのね☆　昔のものは袖丈も長く華やか。こういうところでオシャレを楽しんでいたんですよ」
「切ることもできますが、どうしますか」
「年齢的におかしくなければこのままで・・・この丈気に入っていますので」
で、袖丈はそのままに、キモノにあわせて長襦袢をつくってもらうことに。

キモノより襦袢のほうが高くついてしまいましたが、本末転倒だなんて思いません。キモノの下からちらっと見える程度の襦袢ですが、なかなかどうしてあなどれません。

ちょっと長めの袖丈の訪問着で卒業式・入学式☆　本人より母が浮かれていてはムスメたちに疎んじられますね。

磨けば光るステンレス

毎日使うキッチンは、こまめに掃除しているつもりでも水あかや油が飛び散り、ある日突然ステンレスの天板が白濁していることに気がつくのであります。家にいることが多い主婦って、そうなんです。毎日見慣れているだけに、気づこうとしなければ気づかないものなんです。別の言い方をすれば慣れっこになっている、とも言えます（よくないですな）。

気がついたときが掃除どき。夜中だろうとかまわずクレンザーで磨きます。
結果、ピカピカになりました↓↓
まるで受け渡し前に天板を覆っていたコート紙をはがしたときのようです！



ステンレスは、こちらの働きかけに対して確実に応えてくれます。結果がすぐ出るので、ストレス解消にもってこい。さっぱりピカピカになって気持ちがいいわぁ～☆

いよかんの皮で着火材

オレンジピール？いえ、着火材づくりです。



昼間の窓辺はいよかんの皮の指定席。
一箱分のいよかんの皮が、こんなにかさ低くなりました。もうそろそろ使えるかな。
市販の着火材は強い火が起こりますが、
わざわざ着火材を買うというのがもったいなくて。。。さてうまく燃えますか、お楽しみ。。。