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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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白状します!
実は今、朝起きをしていません。主婦たるもの何ということぞ。そう思われるのも無理はありません。いやはや、これには深い訳(言い訳)がございまして。。。
理由は「同居」。同居で仲良くお勝手仕事・・・そう思うのは、短絡的でゴザイマス。

お勝手仕事は、それぞれの流儀があります。二人仲良く台所に立つよりは、自分のやり方でできるほうがラクだろうと、同居に当たって炊事分担を決めました。結果、朝はオカアサマ、夜はワタシとなりました。

そんなわけで朝起きをしなくてもよくなり、4時起きで早朝ウォーキングしていたことなど遠い過去。現在は堂々と7時まで寝ているだらけた生活。

でも、今度からはそうはいかない!朝食を用意して、しかもオットのお弁当までつくるのだから。ちゃんと起きますよ!今は起きていないけど、自分のイエを持ったら、チキンと責任を持ってやりますから、オットとムスメたちご安心を。
そうは言ったものの、一週間後には新居での生活。朝5時半に起きられるのか、実は不安だったりする、、、

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引き渡しが近づくに連れてオットがピリピリしているのが、わかる。融資だ、住所変更だ、登記だ、引越しだ、と手続きが山のようにあり早く済ませてすっきりしたいと思っている様子。オットの気持ちはよくわかる。でもあまりピリピリすると、精神衛生上よくないよ。普請疲れが出ないようにしなければね。

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先週末から1階の「黒」を、オトウサマとかつてのお仲間で塗っていただいています。



古民家とも和風とも違う、斬新で粋な雰囲気。漆黒のシックな空間に仕上がりました。陰影が映えるであろう、黒の壁。日当たり良好な日中はグレーっぽく、日が落ちてからの夜の時間は深みのある漆黒にと、時間帯による変化が楽しめそうです。



黒の持つ重さはさほど感じず、気分がしゃんと引き締まるような崇高な心持ちとでも申しましょうか。そんな空気に包まれます。黒の壁、気に入りました~~。

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イエをつくることは一生一度の一大事。人生でもっとも高い買い物と言われるイエであるが、少なくともワタシにとって、買い物という感覚で捉えられるものではない。洋服や食料品を購入するようにイエを買う人は、いるまい。そんなふうに考えることができるなら、これほど深く悩んだり考えたりはしない。またそんなに簡単にイエを考えるべきではないと、思う。

ワタシたちは、自分たち仕様のイエを希望した。規格住宅では要望を盛り込むにも限度がある。建築家・岡本氏と打ち合わせを重ね、注文住宅というかたちとなる。規格住宅であれば大工さんの手間が省けるところも、そういうわけにはいかず工期は大幅に遅れた。遅くなることはあっても早くなることはない。頭では理解していたものの、1日でも早く入居したいという思いは募る。引渡し予定日まで2週間あまりとなった現在、改めてイエについて考えている。

西側外観

イエとは、財産?自己実現? 融資を受ける際は、財産とみなされる。近所の人は、おそらく自己実現と見ているだろう。当のワタシたちにとっては、「居場所」である。自己実現はあとからついてくるものだと思っている。心やすらぐ場、遠慮も仮面も脱ぎ捨てて本音で語り合う場。ときにはケンカもするだろう。ふざけあい笑いあうことだってある。そんな場がほしかった。

大工さんや電気屋さん、基礎屋さんに外構屋さん、左官屋さんに板金屋さんなど多くの職人さんと、それを指揮する現場監督や建築家、大本を締める工務店、ワタシたちのイエのために数え切れないほどの人が動いてくださっている。そんなことを考慮すると、ありがたいの一言に尽きる。ビジネスだと言い切ればそうなんであるが、そこには当然感情も入り混じる。

イエをつくることとは、かくも深く尊い。言葉では表せないほどの感動と感情の行き違い、喜びと憂いに満ちている。

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デッキ(まだついていない)からダイニングを見る↓



右側、設備機器の箱が置かれている後方に、水屋箪笥を置きます。
前にも書いたように、祖父の代から使っていた(今は物置で待機)年代ものです。

小春日和の今日、ぽかぽかお日様を背中に浴びながら、工務店の社長と現場監督と引渡しその他諸々立ち話をすること一時間あまり。。
建築写真のことが話に上り、生活感が漂う前に写真を撮りたいね、と。
●社長
「家具を入れると生活くさくなってしまうので、撮るなら入れる前のほうがいいでしょう」
▼ワタシ
「家具はおおかたが造り付けなので、持ち込む家具といえば水屋箪笥くらいです」
●社長
「美しい古び方をしているものだったらいいけど、美しくない古び方だったらちょっとなぁ・・」
▼ワタシ
「・・・」

美しく古びるで思い浮かぶのは、河井寛次郎記念館の道具類。時の流れが降り積もって醸し出すつやを放っている。古びているからこそ美しいと思う。
一方、ワタシが置こうとしている水屋箪笥はどうだろうか。美しい古び方かと言われれば、自信を持って肯定することはできない。
誰が見ても美しいと感じる美はある。一方で美の基準とはきわめて主観的なものでもある。モノに寄せる想いや愛着が、私的な美になることだってある。「だて食う虫も好き好き」と言うように、人の好みはさまざまである。

あの水屋箪笥だから、ワタシにとって意味があるのだ。お金を出せば美しく古びた水屋箪笥を手に入れることだって不可能ではない。しかし、そんな気もなければお金もない。ワタシにとって水屋箪笥は、実家の物置で眠っているものでなければならない。熱く語ってしまいましたが、古さ加減が浮いてしまわないだろうかと一抹の不安はある。なんらかの塗装は施さなければならないと思っている。

後は、人間と同様、新しい場所に馴染むまでには時間が必要だということ。

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