忍者ブログ
ADMINWRITE
命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
[301]  [300]  [299]  [298]  [297]  [296]  [295]  [294]  [293]  [292]  [291
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

シャギ☆シャカ☆シャギ☆シャカ・・・
一定のリズムでもって夜の台所に響きわたるは、包丁を研ぐ音。
このシチュエーション、ムスメたちに言わせると 「かなり怖い」。
そういや、昔話にもあったっけ、そんなシーン。

切れ味の鈍い包丁ほど、イライラするものはありません。
道具は手入れして使うと、物事(この場合、調理)がはかどり、気分がよい。手入れをすることは道具に対する礼儀、コトに向かう意気込みの現れでもあります。といってたいそうな料理もできないのですが、まぁひとつここは「気づき」が大事ってことで。

家族を前にしてよく切れる包丁について語っても、しかたがありません。言葉で説明すると、お説教くさくなる。それならば「実演」するほうが効果的とばかり家族の集まる夜にわざとやります、しかもちょっぴり山姥の心境で。ワタシって確信犯、ふふっ。

いずれムスメたちも、自活する日がやってきます。おふくろの味をコンビニで買える時代になろうとも、自分で料理はできたほうが、いい。使い方さえ間違わなければ、包丁を始めとした道具類は、人間の手助けをしてくれる便利なツール。
昔話に登場する山姥や、週刊誌の見出しを賑わす青少年は使い方を間違えているだけ。夜な夜なピンピンに包丁を研ぐ母の姿(怖い!)は、家族に寄せる愛情あってこそ。大人になったとき、包丁の切れ味が悪くなる場面に直面したら、母を思い出してくれることを、願います。

にほんブログ村 住まいブログへ
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新CM
(11/03)
(10/31)
(03/18)
(03/18)
(04/12)
最新TB
プロフィール
HN:
ムーン
性別:
女性
職業:
書く仕事 主婦
趣味:
読書 妄想にふける
布の収集 掃除 
ブログ内検索
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

Designed by 湯月   Material by ウタノツバサ
Copyright c [ 日日随想 ] All Rights Reserved.

忍者ブログ [PR]