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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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なんという光景でしょう!


キクモモ(菊桃)(向かって左)の若葉の繊細なシルエットと、キンモクセイの葉っぱのダイナミックな影が織り成す幻想の世界。
自然の作り出す表情は、どんな芸術作品にも真似のできない美しさがあります。しかし、自然のままでは、その美を十分に感じることができません。瞬間の美しさをもっとも美しく切り取るのは、デザイン力(すごいな~)。

4月の終わり、キクモモの濃いピンクの花がすりガラスを通してぼうっと浮かび上がった。ため息が出た。花が散って若葉が茂ってきた。4・5日前から、若葉がくっきりとシルエットを成す。あぁ、これこそが、岡本氏が狙っていた効果だ、と体感する。

光と影、見える部分と見えない部分、見えない部分(実際、散りかけた花はお世辞にも美しいとは言えません)も美しく見せて(魅せて)しまうデザイン力に脱帽ですっ☆

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うっとり☆
そうですね、光と影は相反するようでいて、対の関係にあるんですね。
以前いただいたDVD「日本の心」(というような内容でしたね)にも、
障子に映る樹木の影の美しさが紹介されていました。

外の風景を内に取り込むことで、奥行きの深さも感じることができます。
ムーン URL 2007/05/24(Thu)13:59:18 編集
シルエット
奇麗な影が写し出されましたね。
この手法は、昔からあった手法です。
スリ硝子ではなく障子に木のシルエットを映し出します。
影を愛でる行為は、日本古来の美意識に基づくもので、特別な事では有りません。
現在は、光をや明るさだけを求める傾向がありますが、影があってはじめて光を感じることが出来ることも、同時に考えなければ行けないのでは、ないでしょうか。
おかもと URL 2007/05/24(Thu)06:18:17 編集
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