命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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ひざにムスメたちを座らせて、寝る前の一冊を読み聞かせた遠い日。絵本を広げる機会はめっきり少なくなってしまったけれど、絵本との縁が途絶えるのが惜しくて読み聞かせサークルに入っている。サークルといってもそれぞれが思い思いの本を小学生に読み聞かせる、肩ひじ張らない気楽な会だ。
読む本は、いきおい、自分が感情を込めやすいものを選んでしまう。
「くわずにょうぼう」
この季節になると読みたくなる絵本。
不気味さと怖さで、ワタシ自身子どもの頃の記憶に濃く残っている一冊。
大人になった今、改めて頁を繰ると、昔の女たちの抑圧された欲望が描かれていることに気づく。頭のてっぺんにざっくり開いた大きな口。にぎりめしをポイポイ放り込むシーンは、グロテスクだけど妙に共感を誘いにょうぼうを応援したくなる。女性の持つ二面性を暗に語っていて、深く怖く心に残る。
読む本は、いきおい、自分が感情を込めやすいものを選んでしまう。
「くわずにょうぼう」
この季節になると読みたくなる絵本。
不気味さと怖さで、ワタシ自身子どもの頃の記憶に濃く残っている一冊。
大人になった今、改めて頁を繰ると、昔の女たちの抑圧された欲望が描かれていることに気づく。頭のてっぺんにざっくり開いた大きな口。にぎりめしをポイポイ放り込むシーンは、グロテスクだけど妙に共感を誘いにょうぼうを応援したくなる。女性の持つ二面性を暗に語っていて、深く怖く心に残る。
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