自転車から見る風景

日頃の運動不足解消と、ＣＯ２削減を意識して
それに気分転換も兼ねて、無理のない範囲で自転車に乗っている。
風を感じながら走るのが気持ちいい季節だ。

このあたりは歩道が整備されているが、
歩いているのは、せいぜい犬の散歩をさせる人や
朝晩のジョギングに励む人くらいなもの。

道路交通法では、自転車走行可の標識のある場所以外では
歩道を走行してはいけないことになっているが、
暗黙の了解か、中高生は歩道を走っている。

安全面でもそのほうが望ましいのであって、
歩行者優先である歩道を自転車が走行しても
都市のように危険が多発するでなし、
そんな実情も鑑みて市（県？）もわざわざ標識を掲げるまでも
ないのであろう。
ここまで書いてきて、不安になった。
もしかして標識を見落としているかも。。。

自転車からみる風景は、ゆっくりと流れていく。
稲穂が頭を垂れ、かさかさと乾いた音を立てて風に
なびいている。
車で通り過ぎるだけでは、気づかないにおい、
音、声、空気、光、温度、
毎日せかせかと過ぎていくが、ときどき意識して
外の空気や風を感じる時間を持ちたいな。