ふきのとう

夕方、お勝手をしていたら、あら電話。
こんなときナンバーディスプレイは、便利です。
隣のおかあさんからやわ。
この時間やとおかずのおすそわけ、だいたい予想がつきます。

はたして、ふきのとうの天ぷらをつくったから取りにおいで
という内容でした。

ほろ苦くてコクのある、春の味覚。
お塩でさっぱりいただくのもおいしいですが
オットは天つゆにひたして食すのが好みです。

もう少しすると、お父さんが栽培している（※）タラの芽が
いただける頃となります。
※タラの芽好きのお父さんは、数年前山から枝を持ち帰って
栽培に着手したのです。

タラの芽は、濃厚でコクのある珍味中の珍味です。
ワタシも大好き、ふきのとうは苦手なムスメ２も好んで食べます。

初ものを食べると７５日長生きすると言います。
これはこれは春から縁起がよろしいことで。

家族にありがとう。

滅多にないのだが、ときとして急な仕事が入ることがある。
そうすると、家族に迷惑をかけてしまう。

至急の案件は、時間を待ってはくれない。
至極タイトだ。
明後日まで、明日の午後３時まで。
時間を切られると、そのことで頭がいっぱい。
家事をするのももどかしく、気もそぞろ。
明かすと、家事さえできないこともある。

申し訳ございません、期限内にできそうにありません。
ワタシには無理っス。
そんなこと言おうものなら、自分の限界を認めることになる。

なんでそこまでしゃかりきになるのか
それは、依頼してくれた人のためはもちろん
自分のためでもある。

できるところまで応えたい。
相手のためであり、ひいては自分のためにもなる。

ありがとう、主婦＆母の臨時休業を理解してくれる家族よ。
感謝しています。

わたしの日本、再発見。

赤レンガの東京駅、
いにいえの奈良・山の辺の道
蔵づくりの埼玉・川越

日本にはステキな景観がある。
全国を網羅した、旅行ガイドよりも視野の広い特集
「平成百景」 （読売新聞創刊135周年記念） が
組まれている。

全国３００もの景観を取り上げているが、
お気に入りを投票できるのは、５つ。

これまで旅した場所やこれから訪れてみたいところなど
３０近くも好きな景観があるわたしにとって、
５箇所に絞り込むのは、苦悩の選択だ。

ブリ大根を炊いた♪

日曜日、オットとムスメ２と市場に行った。
店頭には、地元の港で水揚げされた海の幸が
所狭しとにぎやかに並ぶ。
鮮度を見分けるのが得意でないワタシにも、
放つ色彩の鮮やかさから活きの良さがわかる。
なにより安い、ついあれもこれも欲しくなる。
が、３人家族、食べる量には限度があるので欲張らないでおこう。

ブリ大根は、オットの母の得意料理。
先日から、調理済みのイイダコやなまこやこのわたなどの
珍味をいただき、ありがたくいただいている。
ブリ大根も届けてくれないかな～と都合のよいことを
望んでいたが、なかなかこちらの思惑どおりにはいかないようで
ついぞ届かない。
よほどリクエストしようかと思ったが、
伝えるタイミングを逃し未だ食せずにいる。

他力本願ではいけないのだ。
よ～し！赤々としたブリを目の前にして、
創作意欲？がむくむくとわいてきた。
一皿５００円とは、安い。
身を取ったあとのアラとはいえ、味わうに十分な身が
残っている。

聞けば、天然ものだという。
ほどよく脂が乗ってしつこくないので
ゆでこぼしの必要はないらしい。

ワタシ「決めた！ブリ大根つくる」

ムスメ２「大丈夫なん？つくれるん？」

ブリ大根の類いは、おばあちゃんの料理だと信じて疑わないムスメ２。
このワタシにつくれるはずもないと。

一方、料理は目分量と経験、それにカンとコツであると
日々の主婦生活から得た感覚をもとに、
持ち前のチャレンジ精神で挑むワタシ。

大ざっぱな主婦のセンスで、ブリ大根が炊けました～～
臭み消しのショウガも入れました。

突如、メルヘンの世界が

ドライブの楽しみのひとつは、車窓から眺める風景。
ご当地ならではの店舗やお店、おもしろ看板などに出会うと
目的地までの道程であるドライブがもっと楽しい時間になります。

安全第一、運転手は運転に集中するのが鉄則ですが
眼球の端に気になる物体（物件）を発見すると、
好奇心がうずうず。


先日、ムスメ１と高岡まで走ったとき
無味乾燥な道路の脇に突如として、童話の世界が現われました。


ワタシ「お城が見えてきたよ、何やろ？」

ムスメ１「ラブホちゃう？」

ワタシ「ありがちやな、、」


ワタシ「農協の倉庫かも！お米を保管しておく」

ムスメ１「・・なんか、工場っぽいで」



「生コン工場！？」


メルヘンな生コン工場でした。