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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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自分のイエを持ったらぜひやってみたいことのひとつに「堆肥づくり」がある。暮らし始めて以来排出した生ゴミを、暫定措置としてブリキのバケツにためている。ここ能登は、この時季晴れる日は滅多にない。それでもたまに太陽が顔をのぞかせた日には、日光に当てて乾燥を促している。

なぜ生ゴミの堆肥化にこだわるのかには、理由がある。この地域では、ゴミ袋が有料化になって久しい(らしい)が、最近処理料金が値上がりした。近くない将来、また値上がりするとの予測もある。せっかく地面つきの土地(ヘンな言い回し?)に住んでいるのだから、堆肥化して土に還してあげればリサイクルの循環の輪にのせることになる。

本家で同居生活をしていたときは、コンポスターという緑色の大型ポリバケツに生ゴミを投入していたのだが、図体が大きすぎるため攪拌や切り返しという作業には困難が伴い、ほとんど入れっぱなしの状態だった。フタを開けるとどんな状況だったかは、想像にかたくない。

自分の管理できる範囲の生ゴミ堆肥化計画を練っている。廃材を利用して裏庭につくろうかと。あぁもっと廃材を集めておくんだった!スギやヒノキの端材は、細かく割って薪ストーブの焚き付けに利用しているため、在庫が減ってきている。

話は戻って、生ゴミの80%は水分である。天日で乾燥させるだけでも随分と嵩が減る。我が家ではオカアサマの畑から泥つき野菜を頻繁にいただくので、野菜の消費量は割と多いほうだと思う。それでも1カ月足らずの生ゴミの量は、バケツに3分の2ほどだ。米ぬかを主原料としたボカシ(発酵促進補助材)を投入して切り返しているせいか、まったく匂わない。まぁ、この季節だからということもあるだろう。

でも、いつまでもバケツにためておくわけにもいかないので、自家製コンポスターを早く作らなければっ!

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