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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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この春、ムスメ1が一人暮らしを始めました。
遠距離通学を1年間続けましたが、早朝に家を出て
夜遅くに帰宅、課題の締切りが重なる生活に
本人はもとより、支える家族もそろそろ限界を感じていました。
3年間自宅から通い通すのは難しいと予測していましたので
早かれ遅かれ家から出すのは計算の上でした。

時機というものは、ある日突然やってきます。
他からの力に動かされるかのように、マンション契約や
家電の購入、身の回り品の支度とパタパタとしかしスムーズに
事が運びました。

若い頃の苦労はしたほうがいいというのがワタシたち親の持論なので、
ムスメ1にとって家を出る潮時だったように思えます。

離れたからこそ、見えてくるものがあります。
近くにいたときは気づかないお互いの心も
距離をおくことで素直になれたり、ありがとうと言えたり。
離れていても、家族です。

この家で暮らしたのは1年半という短い時間でした。
思春期の多感な心を包み込んでくれた部屋は、そのままにしてあります。
主のいなくなった部屋には、いつもどおり光が差し込んでいます。
今でもムスメ1がここを出て行った気がしません。
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子離れ
子育ての最終目標は、子どもを自立させることです。
親のもとでぬくぬくとわがまま放題、好き放題していたムスメ1にとって
すべて自分の責任でしなければならない一人住まいは
多くの気づきがあると期待しています。

それが、不思議と寂しさを感じないのですよ。
親にとっても子にとっても機が熟したからでしょう。
我ながら子離れの第2段階はうまくいったと思います。
ムーン 2008/05/13(Tue)00:07:56 編集
無題
娘さんが一人住まいをされたんですね。母親として、複雑な心境でしょうね。

これを機会に、人間として大きく成長してくれるでしょう。そう信じて暖かく見守る時期なのかもしれません。

わが家はまだ先のことでしょうが、そうなったら耐えられるかな。自信が有りません。

親も子離れが必要ですよね。
今から覚悟しとかなくては
おかもと URL 2008/05/12(Mon)22:16:47 編集
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