命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
とりわけ嗅覚が敏感というわけでもないのに、決まって春先になると鼻腔が嗅ぎ分けるにおいがある。もののこげるような、箪笥の中の古びた着物のような、それでいて新しい何かが始まるような、ワクワクする匂い。今、この瞬間にもその正体不明のにおいが鼻先に漂っている。
たぶん、これは、新芽の芽吹くにおい。
中庭のヤマボウシは日に日に若い芽を伸ばしてゆく。
玄関先のハナミズキは、いつのまにか薄桃色の清楚な花を咲かせた。おととい見たときは、まだそんなそぶりも見せていなかったのに。隅に置けないお方。
裏庭に植えたアジサイは、植木鉢から露地に移してもらって水を得た魚のごとくぐんぐん若葉を茂らせている。
命萌立つ春のにおい、ここ最近ワタシの鼻腔をくすぐっていたのは。
たぶん、これは、新芽の芽吹くにおい。
中庭のヤマボウシは日に日に若い芽を伸ばしてゆく。
玄関先のハナミズキは、いつのまにか薄桃色の清楚な花を咲かせた。おととい見たときは、まだそんなそぶりも見せていなかったのに。隅に置けないお方。
裏庭に植えたアジサイは、植木鉢から露地に移してもらって水を得た魚のごとくぐんぐん若葉を茂らせている。
命萌立つ春のにおい、ここ最近ワタシの鼻腔をくすぐっていたのは。
PR
品のない話ですが、まぁ訊いてやってくださいまし。
外出するために、寝室で着替えていたんです。北側のスクリーンは、日中、採光のために開けています。
裏山は急勾配になっていて、普段、人が上るような山ではありません。ところが、この時季、山菜採りの方が上ってらしたんですね。視界に動くものが入ったと思ったら、町内の○×さんでしたっ。
外から部屋の中がどこまで見えるのか定かではありませぬが、たぶん見えていないと思われますが、相手にお気の毒、それはそれとしても気恥ずかしい。こんなワタシでも一抹の羞恥心は残っていますから。
そういえば新芽の萌える香りが漂ってきます。
本日の教訓、
「人に不愉快な思いをさせないよう心得よ」
外出するために、寝室で着替えていたんです。北側のスクリーンは、日中、採光のために開けています。
裏山は急勾配になっていて、普段、人が上るような山ではありません。ところが、この時季、山菜採りの方が上ってらしたんですね。視界に動くものが入ったと思ったら、町内の○×さんでしたっ。
外から部屋の中がどこまで見えるのか定かではありませぬが、たぶん見えていないと思われますが、相手にお気の毒、それはそれとしても気恥ずかしい。こんなワタシでも一抹の羞恥心は残っていますから。
そういえば新芽の萌える香りが漂ってきます。
本日の教訓、
「人に不愉快な思いをさせないよう心得よ」
この春から子どもたちそれぞれに新しい生活が始まり、生活パターンががらっと変わりました。朝の弱いワタシが4時半起きなんて、何年ぶりのことでしょう。ムスメ1も自力で起きてきます。
お弁当・朝食・・・バタバタと。。。5時半には「行ってきま~す」と自転車で駅へ。
子どもたちは成長して自分のことは自分でできるようになり、母の役割はだいぶん少なくなったと思っていたけれど、まだまだしなくてはならないことがあるなぁ。朝起き、お弁当、雨の日の送り迎えのみならず、自分で選んだとはいえ遠距離通学をするムスメを精神面でサポートすること。
花冷えのする中を自転車で帰ってきます。今晩はポーチに出て迎えてあげよう。闇にサクラの白い花びらが、あいまいな輪郭を現しています。緩い下り坂をライトを点けてこっちに向かってくる自転車。
「おかえり~」
間口の広いポーチは、懐の深さでもって迎え入れてくれます。一面に張り巡らした杉板に、安らぎを覚えます。やっぱり我が家に帰ってくるとほっとするなぁ、、ムスメ1はきっとそんなふうに思っていることでしょう。
お弁当・朝食・・・バタバタと。。。5時半には「行ってきま~す」と自転車で駅へ。
子どもたちは成長して自分のことは自分でできるようになり、母の役割はだいぶん少なくなったと思っていたけれど、まだまだしなくてはならないことがあるなぁ。朝起き、お弁当、雨の日の送り迎えのみならず、自分で選んだとはいえ遠距離通学をするムスメを精神面でサポートすること。
花冷えのする中を自転車で帰ってきます。今晩はポーチに出て迎えてあげよう。闇にサクラの白い花びらが、あいまいな輪郭を現しています。緩い下り坂をライトを点けてこっちに向かってくる自転車。
「おかえり~」
間口の広いポーチは、懐の深さでもって迎え入れてくれます。一面に張り巡らした杉板に、安らぎを覚えます。やっぱり我が家に帰ってくるとほっとするなぁ、、ムスメ1はきっとそんなふうに思っていることでしょう。
メールでは愛想がない、手紙では紙面を持て余す、そんなときは絵はがきが「気分」。
気負わずささっと書けて、メールよりは断然気持ちが伝わる。受け取った側も、その場で目を通せる扱いの簡便さと、手書きのあたたかみに感じ入る(と信じている)。
旅先や美術館では絵はがきの購入、必須。
コレクションの趣味はないので、たまることはない。
あの方にはこの絵はがきで今の気分を伝えたい。。。はがき選びから相手への想いは始まっている。深く考えずにさらっとペンを走らす。手紙にはないライト感覚が絵はがきを書く醍醐味。手紙であれば、書いては破り、書いては破りとびんせんを無駄に消費してしまうが、絵はがきはそんなことはまずない。
どなたにどのタイミングで出すか、難しい絵はがきがある。「人体の不思議展」で購入した脳や筋肉、毛細血管の生々しいカラー写真。突如、こんなハガキが郵便ポストに舞い込んだら、面食らってしまうだろう。
もうひとつは、岸田劉生の「麗子」シリーズ。不気味だけど個人的に好きな絵。アクが強すぎるこれらは、コレクションとして楽しんだほうが無難なようだ。
気負わずささっと書けて、メールよりは断然気持ちが伝わる。受け取った側も、その場で目を通せる扱いの簡便さと、手書きのあたたかみに感じ入る(と信じている)。
旅先や美術館では絵はがきの購入、必須。
コレクションの趣味はないので、たまることはない。
あの方にはこの絵はがきで今の気分を伝えたい。。。はがき選びから相手への想いは始まっている。深く考えずにさらっとペンを走らす。手紙にはないライト感覚が絵はがきを書く醍醐味。手紙であれば、書いては破り、書いては破りとびんせんを無駄に消費してしまうが、絵はがきはそんなことはまずない。
どなたにどのタイミングで出すか、難しい絵はがきがある。「人体の不思議展」で購入した脳や筋肉、毛細血管の生々しいカラー写真。突如、こんなハガキが郵便ポストに舞い込んだら、面食らってしまうだろう。
もうひとつは、岸田劉生の「麗子」シリーズ。不気味だけど個人的に好きな絵。アクが強すぎるこれらは、コレクションとして楽しんだほうが無難なようだ。
ふろしき文化を子どもに伝えたい。ハンドバッグにすとんと納まる正方形の布。広げるとひざ掛けに、ものを包めば簡易バッグにもなる万能さ。
先日、ムスメ1と外出帰りにスーパーに寄った。買い物目的ならば、買い物バッグやカゴをあらかじめ用意してから行くのだが、出先から帰る途中の立ち寄りだったので買い物バッグを持ち合わせていない。こんなときこそ、ふろしきの出番!ワタシは内心ほくそ笑む。
ふろしきは、気持ちを、ものを、「包む文化」。包む中身やシチュエーションによって柄ゆきや生地を使い分けるのが正しい使い方とされる。キモノにせよ、ふろしきにせよ日本文化は文様に深い意味があり、決まりごとが多い。そういった意味を知ることも大事だが、まずはどんどん使うことから始めてみてもよい。
購入した食料品カゴを「これ包んどいて」と手渡した。その間にワタシは会計。。。どことどこを結べば袋状になるかがわからず考えている様子。ふろしきを生活の中で使ったことがないから「知らない」のだ。経験は「知」となる。
「カッコ悪いからそんなん持って行くのんやめて!」とのたまうムスメ1であるが、平面が立体になる様子にふろしきの便利さをちょっと見直した模様。「ドロボーになった気分・・」といいながら手に持ったふろしき包みに、まんざらでもなさそうだった。しめしめ☆
先日、ムスメ1と外出帰りにスーパーに寄った。買い物目的ならば、買い物バッグやカゴをあらかじめ用意してから行くのだが、出先から帰る途中の立ち寄りだったので買い物バッグを持ち合わせていない。こんなときこそ、ふろしきの出番!ワタシは内心ほくそ笑む。
ふろしきは、気持ちを、ものを、「包む文化」。包む中身やシチュエーションによって柄ゆきや生地を使い分けるのが正しい使い方とされる。キモノにせよ、ふろしきにせよ日本文化は文様に深い意味があり、決まりごとが多い。そういった意味を知ることも大事だが、まずはどんどん使うことから始めてみてもよい。
購入した食料品カゴを「これ包んどいて」と手渡した。その間にワタシは会計。。。どことどこを結べば袋状になるかがわからず考えている様子。ふろしきを生活の中で使ったことがないから「知らない」のだ。経験は「知」となる。
「カッコ悪いからそんなん持って行くのんやめて!」とのたまうムスメ1であるが、平面が立体になる様子にふろしきの便利さをちょっと見直した模様。「ドロボーになった気分・・」といいながら手に持ったふろしき包みに、まんざらでもなさそうだった。しめしめ☆