命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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人は狭い空間を好む習性を持っています。
・カフェに入ると、隅っこの席を探します。
・天井の低い4畳半のお茶室は、妙に落ち着きます。
・子どもの頃、押入れでかくれんぼをしました。
変形約4畳半の今の部屋は、一番落ち着
ける場所・ワタシの砦です。
狭い空間が落ち着けるのは、どうして?
手を伸ばせば壁があるので、そこより先には
誰もいない。誰にも見られていない安心感。
狭い部屋は、人間が潜在的に持っている
自分の領域(パーソナルスペース)が守られ
ているから安心できるのです。
たとえば危険が迫ったとき(どんな危険でし
ょうか?)、さっと手を伸ばし戸を閉めて、
危険を部屋に入れないようにする。
身の丈で対応が可能なこと、狭い部屋が
安心できる、理由のひとつです。
いわばなわばりのようなもの。
自分が自分に戻れる場所、誰にも介入され
ない自分だけの場所。
2畳以上3畳未満の、ワタシの部屋。
今日、スギが張られて部屋らしくなってきました。
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