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命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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今日、両親の家から帰ってきました。

両親の家は、10数年前建て替えました。
家移りするとき、今まで使っていた家財道具は
処分、もしくは捨てるに惜しいものは物置小屋
に移されました。

その中のひとつがこちらです。
今は亡き祖父が、指物職人さんに注文して
造ってもらった水屋箪笥です。



子どもの頃、ちゃぶ台の側にこの水屋箪笥が
置かれていました。
昭和40年代、テーブルとイスでの食卓風景
に移行する前の、懐かしい光景です。

重々しく存在感のあるそれに、子ども心に
手造りの温かみのようなものを感じ取って
いました。

時は巡って、自分のイエを持つときには
ひなびて古めかしい、思い出の詰まった
水屋箪笥を家財道具のひとつに加えたい、
そう思うようになりました。

モノには、それにまつわる思い出や出来事が
あります。
人には取るに足らないものであっても、
ワタシにとってこの水屋箪笥は、
祖父母や子ども時代を過ごした古い家を思い
出させてくれる大切なものです。

骨董趣味というのではないのですが、
古いものや使い込まれたモノが宿す独特の
風合いが好きです。

母は、新築のイエに古いものを置くことに
いい顔をしませんでした。
父はワタシの思いに理解を示してくれました。

近々竣工するイエに迎え入れることができ
るよう、一昨日、物置の隅っこに追いやら
れていた水屋箪笥をキレイに掃除しました。

ちょっと残念なことは、後ろ側をネズミに
かじられていたことです。

年季の入った水屋箪笥がやってくる日は
まもなくです☆

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