味覚は鍛えられる

苦味は経験によって習得される味覚です。
苦いビールのどこがどうおいしいのか
理解に苦しんだ子どもの頃。
今ではおいしくいただけます（上記を証明）。

苦味といえば、これから牡蠣がおいしくなる季節です。
昨年は、牡蠣が食べられないムスメたちを差し置いて
オットと牡蠣づくしを食べに出かけました。

車で３０分ほど走ると、牡蠣の産地・中島に着きます。
牡蠣のフルコースは、酢牡蠣・焼き牡蠣・牡蠣鍋
牡蠣ごはん・牡蠣のお吸い物・牡蠣フライ
牡蠣のしぐれ煮　などなど・・・

それにしてもムスメたち、
滋養満点・美味なる牡蠣が食べられないなんて、
なんてもったいない！
というか損をしていますね～。

人工的な甘みに慣らされた現代っ子は、
苦味や滋味などの微妙な味加減を楽しむのが苦手です。
お魚のわたが少し残っているくらいのことで
大げさに騒ぎ立てる始末（我が家の場合）。

さぁて、今年も牡蠣の季節がやってくる。
そろそろ大人の味覚を覚えさせるとしますか。