命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
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家族って、何?
生命共同体、社会の最小単位、
血縁関係。。。。
いつも近くにいて何もかも分かり合っている?
近すぎて、逆に見えていない側面もあるかも。
家族の崩壊と再生という重いテーマをあたたかい視点で描いた「幸福な食卓」を観てきました。
ムスメ1(中3)がずいぶん前に
「オススメやから読んでみて!」
貸してくれた原作は、どこにでもあるような日常を綴りながらも、小説全体に父の自殺未遂や母の別居が影を落としていました。深刻な問題でありながら淡々と描かれているために、流れの中で自然に起こったこととしてさらっと受け止めてしまえるのが不思議でした(これこそが作家の技量なのでしょう)。
映画の中でも、このシーンは伏線となっているのですが、小説同様描き方がごく自然でいい意味で生々しさを感じませんでした。
映画の中で印象に残ったのは
「家族なんだから、もっと甘えていいんだよ」
という台詞。
家族なんだから、本当の自分をさらけ出していい。感情をセーブしないでもっと体当たりでぶつかって大丈夫。
家族は選んでなるものではない。子どもは親を選べない。親も子どもを選べない。恋人や友だちとは壊れたら白紙に戻すことだってできる。でも家族は、そう簡単に壊れたりしない。だから恐れずに素直な自分を出していい。
映画では、家族揃っての食卓シーンがキーポイントとなっています。家族で囲む食卓、そこに家族を家族たらしめる原点があるように思いました。
あったかい気持ちで映画館を後にしました。
生命共同体、社会の最小単位、
血縁関係。。。。
いつも近くにいて何もかも分かり合っている?
近すぎて、逆に見えていない側面もあるかも。
家族の崩壊と再生という重いテーマをあたたかい視点で描いた「幸福な食卓」を観てきました。
ムスメ1(中3)がずいぶん前に
「オススメやから読んでみて!」
貸してくれた原作は、どこにでもあるような日常を綴りながらも、小説全体に父の自殺未遂や母の別居が影を落としていました。深刻な問題でありながら淡々と描かれているために、流れの中で自然に起こったこととしてさらっと受け止めてしまえるのが不思議でした(これこそが作家の技量なのでしょう)。
映画の中でも、このシーンは伏線となっているのですが、小説同様描き方がごく自然でいい意味で生々しさを感じませんでした。
映画の中で印象に残ったのは
「家族なんだから、もっと甘えていいんだよ」
という台詞。
家族なんだから、本当の自分をさらけ出していい。感情をセーブしないでもっと体当たりでぶつかって大丈夫。
家族は選んでなるものではない。子どもは親を選べない。親も子どもを選べない。恋人や友だちとは壊れたら白紙に戻すことだってできる。でも家族は、そう簡単に壊れたりしない。だから恐れずに素直な自分を出していい。
映画では、家族揃っての食卓シーンがキーポイントとなっています。家族で囲む食卓、そこに家族を家族たらしめる原点があるように思いました。
あったかい気持ちで映画館を後にしました。
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夜のしじまに、ぱちぱちと薪のはぜる音。
静かで暖かい冬の夜。
時折ゴトッと低い音をたてて薪が崩れる。
家の中で火を見るなんて、不思議だな。
ハイテクに支えられて成り立っているくらしの中で、薪ストーブはなんとローテクな装置だろう。薪を割る、運ぶ、燃やす、燃やし続ける、すべての工程において体と頭を使う。使い慣らすには手間がかかる。コツやカン、知恵が要る。便利な時代に生きる人間が忘れ去った、思い通りにならない自然を薪ストーブは教えてくれる。まだ薪割りその他において全面的に関わっていないワタシがこんなこと言うのもなんなんですが・・ね。
今夜もオーロラがキレイだな。自分で薪を投入していないので木の種類による色の違いまでは見分けられないけど、ピンクやブルー、グリーンの炎が静かにゆらめいて、幻想の世界に引き込まれる。何も要らない、ここにいるだけで。体全体がぽかぽかして満ち足りた気分になり、ついぞ横になって眠りに落ちる・・・
死ぬまでにフィンランドに行きこの目でホンモノのオーロラを見ることが、夢。
静かで暖かい冬の夜。
時折ゴトッと低い音をたてて薪が崩れる。
家の中で火を見るなんて、不思議だな。
ハイテクに支えられて成り立っているくらしの中で、薪ストーブはなんとローテクな装置だろう。薪を割る、運ぶ、燃やす、燃やし続ける、すべての工程において体と頭を使う。使い慣らすには手間がかかる。コツやカン、知恵が要る。便利な時代に生きる人間が忘れ去った、思い通りにならない自然を薪ストーブは教えてくれる。まだ薪割りその他において全面的に関わっていないワタシがこんなこと言うのもなんなんですが・・ね。
今夜もオーロラがキレイだな。自分で薪を投入していないので木の種類による色の違いまでは見分けられないけど、ピンクやブルー、グリーンの炎が静かにゆらめいて、幻想の世界に引き込まれる。何も要らない、ここにいるだけで。体全体がぽかぽかして満ち足りた気分になり、ついぞ横になって眠りに落ちる・・・
死ぬまでにフィンランドに行きこの目でホンモノのオーロラを見ることが、夢。
おそらくミセスの嫌いな家事の上位にランクインするであろう、食器洗い。
主婦として10数年、来る日も来る日も自分をだましだましやってきました(おおげさ?!)。キレイにするっていい気分、お気に入りのお皿を洗うって楽しいわ、などと。
でも所詮は無理していたのです。家族は食後のだんらん、なのにどうしてワタシだけ背中を向けて洗い物。。。(疑・悲)
同様の思いでいるミセス多し、と察します。
一昔前ぜいたく品だった食洗機は、現在、標準装備へと。時代は移り変わります。
使って初めてわかる、その便利さ。
いつの世も発明は気づきから生まれますが、今のワタシにとって発明(設置)されたから必要だ、という逆説が当てはまります。食洗機なしでは1日とて暮れません。電気代も水道代も手洗いしていたときと変わらず、最近の家電の進化ぶりに感心しています。
主婦として10数年、来る日も来る日も自分をだましだましやってきました(おおげさ?!)。キレイにするっていい気分、お気に入りのお皿を洗うって楽しいわ、などと。
でも所詮は無理していたのです。家族は食後のだんらん、なのにどうしてワタシだけ背中を向けて洗い物。。。(疑・悲)
同様の思いでいるミセス多し、と察します。
一昔前ぜいたく品だった食洗機は、現在、標準装備へと。時代は移り変わります。
使って初めてわかる、その便利さ。
いつの世も発明は気づきから生まれますが、今のワタシにとって発明(設置)されたから必要だ、という逆説が当てはまります。食洗機なしでは1日とて暮れません。電気代も水道代も手洗いしていたときと変わらず、最近の家電の進化ぶりに感心しています。