忍者ブログ
ADMINWRITE
命みなぎる新緑の季節となりました。中庭のヤマボウシは、ゆさゆさと若葉を揺らし、白い花をつけています。小鳥のさえずりで目を覚ます朝、あぁ自然の営みのありがたさ、ささやかな日常を過ごしています。
[41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

中1のムスメ2の家庭訪問でした。
事前のお知らせプリントでは、
玄関先で子どもとの対話をする程度なのでお気遣いなきよう、
とのこと。
一応家の中は片付けて担任の先生をお待ちしました。

定刻にドアチャイムが鳴ります。
玄関先でのあいさつもそこそこに
「ステキですね~、(気のせいか恍惚の表情)おじゃましてよろしいですか」
有無を言わせぬ雰囲気、すでに靴をお脱ぎに。。。
ええ、どうぞ喜んで(喜)
そのようなこともあろうかと片付けておきました(ピース)。
そんなことはおくびにも出さず、
「どうぞ、散らかってますけど~」

紋切り型ではない担任の先生の態度に、好感が持てます。
最近では、先生がたもクレーマー親への対処やいじめ問題などの
対応で仕事量も増大しており、大変なご苦労をされています。
そんな面倒を避けようと、サラリーマンに徹する先生
(俗にサラリーマン先生)もいると聞きます。
気持ちはわからないでもありません。
きっとそういう先生は、玄関先で形式ばかりの家庭訪問を済まされるのでしょう。

貴重な時間を割いていただいているのですから、
玄関先と言わずにある程度は家庭の様子を見ていただくことが、
子どもを理解してもらうことにも役立つと思うのです。
一階をぐるっと見て回られ、「ぜひ子ども部屋も」と2階へ案内しました。

「すてきですね~、いいですね~、××の建物探訪に来た気分ですよ」
しきりにそう発しておられました。
楽しんでいただけたならよかったです。
ムスメ2のこともよろしくお願いします。


家に一歩入ると、包まれる雰囲気というものがあります。
我が家の場合、まず杉をふんだんに使った玄関で驚きの
表情を見せる人の、多いこと。
素朴でやわらかな杉は、お客様の靴を脱がせるのに時間はかかりません。

引き戸を開けると、突き当たりに見える築山の石垣や露地。
南に面したガラス戸からはさんさんと光が入り、
申し分のなり明るさ。
黒い珪藻土の壁が光を適度に吸収して、落ち着きを醸し出します。
素材の質感、光と陰、風景を取り込む手法は、得も言われぬ妙味と
なって情緒を揺さぶります。

我が家を訪れるお客さまが感嘆のためいきをもらすことで、
住まい手は第三者の視点に立ってどこがどういいのか
に気づかされるのです。
そう、気づきとは外からもたらされるもの。
もっと深く気づきたい、知りたい。
どうぞ、またお越しください、お待ちしています。

にほんブログ村 住まいブログへ
PR
気に入った柄を見つけると、つい買ってしまう手ぬぐい。



お客様用のお手拭きタオルに、暑い季節のおしぼりに
竹林のひんやりした涼風までもが伝わってきそうな柄です。

柄で楽しめるのが手ぬぐいのいいところ。
それでいてうるさくないし、むしろ控え目でもあります。
タオルとて同じ綿素材なのに、どうして手ぬぐいだと柄ものでも
気にならないんだろう・・・

織りのことはよくわかりませんが、
たぶんタオルよりも平面的な織り方であることと
柄に意味を含んでいるから、惹かれるのです。

夏限定の柄です。

にほんブログ村 住まいブログへ
真夜中にお米を研ぎながら、ふと思ふ。

アイランド型のキッチンは、一戸建てのみならず最近では
ハイソなマンションにも取り入れられるなど、
人気が続いているようです。
コミュニケーションの観点からも、ミセスに支持される理由は明白です。

我が家も、念願のアイランド型にして
限られた時間での家族のふれあいが、ぐっと密になりました。
キッチンとその向こうにいる人との障壁がないのは、
心理面でも一体感を感じることができ、
「わたし作る人、あなた食べる人」(たとえが古いですが)という
役割による不平感を覚えないで済みます。
キッチンでの作業が見えるので、ミセスは見られているという
自覚が芽生え、サービスしてあげたくなるキッチンかもしれません。うふ。

余談:先日、我が家を訪れたパソコン屋さん、
「キッチンが(部屋の)真ん中にあるんですね~~(斬新で大胆なプランとでも言いたげな様子)」
デシタ。

にほんブログ村 住まいブログへ
久々に晴れた日、我が家の庭先では、
トカゲとダンゴムシの食うや食われるやの食物連鎖劇が
展開されていました。

この様子を見て、思い出した一冊の本があります。
ムスメが幼い頃、たいそう親しんだ絵本です。
図書館で何度借りたことか。

『にわさきのむし』

子どもの目線でとらえた庭は、
入場料無料の身近にあるスローなワンダーランド。
驚きと発見に満ちています。
地面が近く、土や枯葉のにおいまでもが伝わってくるようなタッチの絵。

描かれる虫たちは、リアルでグロテスクなのですが、
どこかにユーモラスな雰囲気も感じられるのです。

いつか自分の本棚に・・・と思いながら、
ずっと忘れていた本。
今日、庭先を見ていて思い出しました。

どこにでもある風景を、こんなふうに自分に引き寄せて表せるって
すばらしいな。
虫好きの人もそうでない人も、庭先へと誘い出してくれる本です。

にほんブログ村 住まいブログへ
さらっとした綿の風合いが心地よい、手ぬぐい。
最近ではデザイナーものも登場し、バラエティ豊かな柄が揃います。
おしゃれ感覚で気軽に使う若い女性も増えているとか。

・・・ある日の夜・・・
お風呂上がりの髪の毛に、手ぬぐいをヘアバンド替わりに巻きます。
当人は涼しい姉御風、
はたから見るとねじり鉢巻き風にしか見えないのでしょう、きっと。

手ぬぐいは使い込むほどに繊維がつまってやわらかく
吸水性も増します。
毛羽立ちも少なくなるため、洗面の鏡磨きや
ガラス磨きにも最適。

湯上りタオルも手ぬぐいならば、風流。
風流を気取ってみたつもりが、
「おかあさん、今から仕事?」
「あ、はい・・・」
・・・幕・・・

運転時のハンドル拭きに首の日焼け止めに、
手ぬぐいの季節・夏本番。
ガンガン使っちゃいますっ。

にほんブログ村 住まいブログへ
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新CM
(11/03)
(10/31)
(03/18)
(03/18)
(04/12)
最新TB
プロフィール
HN:
ムーン
性別:
女性
職業:
書く仕事 主婦
趣味:
読書 妄想にふける
布の収集 掃除 
ブログ内検索
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Designed by 湯月   Material by ウタノツバサ
Copyright c [ 日日随想 ] All Rights Reserved.

忍者ブログ [PR]