知識よりも感じたことをまっさきに書きたい。。。

今まで過去に経験したことや自分の知っている場所や事柄にについてライティングすることがほとんどだったのだが、今回、未知の事柄について書く機会を与えられた。取材が可能な場所であればすぐさまその場に出かけて、匂いや風を感じそこから文章に起こせるのだが、納期がタイトなため取材に出かけている時間的余裕はない。イマジネーションで補うしかない。

今の時代に生きていてよかったと思うのは、ネットの恩恵を享受できること。あらゆることを、瞬時に知ることができる便利さ。コンビニが２４時間営業になっても、図書館はそうはいかない。ネットさまさまである。しかし、知ることと分かることは、違う。頭でっかちになってはいけない。ネットはすべてではない。肌で感じることこそが、原点だ。いつもそれを念頭に置いておきたい。

ワタシのやりかたはこう。
１・グーグルのイメージ（映像）検索で、できるだけ多くの映像を見る。
２・感じたことを、キーワードでメモに書いていく。イマジネーションをはたらかせ、妄想の世界に浸る。
３．データの検索を参考にして、客観と主観を織り交ぜて書く。

書き終えたら無性にかの地へ出かけたくなった。観たことがないものは、やはりこの目で観ておきたい。

これを書いていて、思い出したことがある。数年前に訪れた鳴門海峡の渦潮。発生しやすいという時間帯を回っていたため、残念ながら観ることができなかった。下調べの甘さに悔いが残る。自然現象も一期一会、なのである。