道具も人間も

もうすぐ引越し☆☆
収納場所別に荷物の箱詰め作業をしています。ここに越して以来封印していたダンボール箱の中身には、埃とカビが充満。よく掃除キライの言い訳に埃で人は死なないと言いますが、死にそう、いえ健康を害しそうなありさまです。

埃まみれカビまみれの荷物たちは、ザブンと水洗いしたいくらい。栄養や水分が残っている木ベラや菜箸、お椀などは、見事にかびていました。機械でもクルマでも道具でも頭でも、使わないとかびて（さびついて）しまうのですね。
「流れる水は腐らず」
心しようっ～と。

格子戸の玄関

夜の玄関先の様子を見たムスメ２が言う。
「居酒屋みたい～」



格子戸の引き戸、ガラガラッと戸を開けるときの音や感触などが、居酒屋を連想させるらしい。そういえば連れて行ったことがあったかもしれないな。

玄関の引き戸は、大好きなスギ板がふんだんに使われている。家の顔である玄関、ゆったりとした和な雰囲気が感じられる。

夜、灯りが漏れる様子も美しい。

普請ブルー

あと一週間で新しい生活が始まることを喜びたいが、マリッジブルーならぬ軽い「普請ブルー」にかかっている。。。

この気持ちをなんと言えばいいのだろうか。
待ち望んだ家にやっと住めるうれしい気持ちの隙間から顔をのぞかす得体の知れないうつとした気持ち。
今までの生活をリセットする爽快感とともに、未知の世界へ足を踏み入れる不安。

はたから見れば我がままにしか見えないであろう、この不安はどこから来るのか。新居に移るまでに不安の種子は全部取り除いておきたい。今まで触れてこなかった普請の陰の部分について考えてみる。

イエに対する自分の想いやイメージを強く持っているオット。彼の抱いているイメージと現状が些細な面で違っていることは、これまでも何度かあった。それは、着工して建物ができていくに連れて表れ出てくる。３次元で理解することの難しさ。。。

ワタシのような空間把握能力に欠ける人間は論外、普通の人でも専門分野に長ける人でないと、理解に苦しむ「建築」という専門性。

そんな専門性の高い分野ゆえ、要望だけ伝えたらあとは信頼して任せよう、ワタシはそう思ってきた。でも彼にとってはどんなに細かなことにも関わっていきたかった。平日行われる打ち合わせ。夜、今日の記録を書き留めたノートを見せながら一部始終を報告するも、回りくどくもどかしかった様子。いっそのこと役割を交代してよ！何度そう思ったことか。

彼の気持ちは、わかる。でもそれに対して打ち合わせ日を変更するとか、具体的なアクションを起こせなかったワタシも力不足であったかな、と反省。

コミュニケーション不足がこのような夫婦の危機（！）を招いたとしたら問題である。イエをつくることとは、夫婦のおざなりにしてきた問題が浮上する貴重な機会でもある。

朝起き、するゾ～！

白状します！
実は今、朝起きをしていません。主婦たるもの何ということぞ。そう思われるのも無理はありません。いやはや、これには深い訳（言い訳）がございまして。。。
理由は「同居」。同居で仲良くお勝手仕事・・・そう思うのは、短絡的でゴザイマス。

お勝手仕事は、それぞれの流儀があります。二人仲良く台所に立つよりは、自分のやり方でできるほうがラクだろうと、同居に当たって炊事分担を決めました。結果、朝はオカアサマ、夜はワタシとなりました。

そんなわけで朝起きをしなくてもよくなり、４時起きで早朝ウォーキングしていたことなど遠い過去。現在は堂々と７時まで寝ているだらけた生活。

でも、今度からはそうはいかない！朝食を用意して、しかもオットのお弁当までつくるのだから。ちゃんと起きますよ！今は起きていないけど、自分のイエを持ったら、チキンと責任を持ってやりますから、オットとムスメたちご安心を。
そうは言ったものの、一週間後には新居での生活。朝５時半に起きられるのか、実は不安だったりする、、、

洗濯物が乾かない（憂）

ここ数日、雨・アラレの荒天が続いている。
２日も３日も洗濯物が乾かなくて困っている。
ムスメ１が言う
「オカアサン、洗濯物乾かしといて」
ワタシは太陽じゃない（母は一家の太陽、気持ちは太陽でも実質洗濯物は乾かせませ～ん）。だからそんなこと言われても困るのよ。
かといって洗濯物を（ファンヒーターを炊いている）居間につるすのは、嫌っ！

もう少しの辛抱だ。薪ストーブが部屋を暖め、熱の二次利用で洗濯物が乾く仕組みの新しいイエ。洗濯物はくつろぐ場所からは見えず、２階なのでカラッと乾くという塩梅。

吹き抜けの家事室は洗濯物を干す特等席↓↓



わかりづらいですが、右奥が洗濯を干すコーナー。南向きで屋根付き（というか室内）。
もうお天気に一喜一憂することなく思いっきり洗濯物を干すことができるのだ～。