ＩＰ電話とフリーダイヤル

新築の際、我が家はＩＰ電話にしたが、
使ってみるうちに不便な点に気がついた。

オットは、Ｎ○Ｔと比較して利点も難点も調べてくれていた。
選択を迫られたとき、引越しのバタバタと重なって
考えるのが面倒になった。
なんにつけても選択肢が増えるのはいいことだけど、
選ぶにはそれなりの時間を割かなければならない。
便利さと引き換えに、世の中忙しくなっている気がする。

ええい、早く電話をつないでさえくれるんだったらＩＰ電話にする！
ということで申し込んだ。

よく考えなかったとはいえ、一応説明は聞いたのだから、
ワタシにも責任はある。
なので、大きな声で不満は言えない。

ＩＰ電話は、フリーダイヤルが使えないのだ。
１１０番や１１９番が使えないことは知っていたが、
フリーダイヤルが使えないとは、誤算だった。

家庭の主婦であれば、フリーダイヤルとは親しい仲。
メンテナンスや諸々で、お客様相談室に電話をする機会は、結構ある。
面倒くさがらずにもっとよく考えるんだった（悔）。

今日も洗面台の件でＴＯＴ○に電話しようとするも、
０１２０はＩＰ電話も携帯電話からもかけられない（ガーン）。
取り扱い説明書には、親切にもフリーダイヤルの番号しか載っていない。
も～～どうしたらいいの～～！！
ネットでＴＯＴ○の普通の番号を探しまくった。
余計な手間がかかった。
一長一短だなぁ、なんでも。

最近でこそ、ＩＰ電話用の番号を持っている企業もぼちぼち出てきたが
０１２０で始まるフリーダイヤルがまだ一般的。

先日、妹から、ＩＰ電話を検討しているが使い勝手はどうかと聞かれて
難点を強調しておいたのは、経験から出た真である。

キッチンバサミで魚をさばく

オットが釣りに行ってきた。
獲物は、タナゴとアジ。
普段は、お魚やさんでさばいてもらっているクチだが
ここはひとつ主婦のメンツにかけて、やらせていただきやしょう（時代劇風）。

内心、釣りが趣味の夫を持つ知人がうらやましかったりする。
なんでも、だんなさまは持ち帰った魚をさばくところまでやって
くれるというのだ。
いけない、いけない、余所と比べては。
さばく機会を与えてもらっていると思えば、これもまた楽し。

ずっと昔、出刃包丁を錆びつかせて処分した。
無謀にも、菜切り包丁でさばこうとして刃が負けそうになって以来、
キッチンハサミを活用している。
意外にラクにさばける。
ビニール袋の中でやればまな板も汚れないし、なかなかよい。

「お魚さん、ごめんなさい、ありがとう」
ハサミを持つ手に弾力のある身の感触が伝わってくる。
身を切られる思い。。。胸が少し痛むが、これも生きるため、
ありがたく命頂戴いたしやす（またまた女親分風）。

塩を全体にパラリとまぶして、いしり少々をたらす。
かるくもんで冷蔵庫へ。後は焼くだけ、ゆうげの献立に。

「～でも」

「～でもできた」

この言い方に違和感を感じませんか。
自分で言うなら、いいんですよ。
「こんなワタシでも、よろしいですか？」
奥ゆかしいです。
お見合いの席での台詞みたいじゃないですか。
へりくだって言う分には、慎み深い様が伝わります。

しかし、人にそれを言われると、イヤなんです。
よく見かける表現は「主婦でもできた」ってやつ。
求人広告や通信講座で目にします。
主婦を無能だと決めてかかっているこの言い方は、聞き捨てなりませぬ。

女性限定のセミナーで、まさしくこれと同じ指摘があり、
同感し激しく首を縦に振ってしまいました。
講師によると、自分で言うのもダメだと。
遠慮深いのでなく、ビジネスの場では自信のなさの表れとして
受け取られてしまうとか。
損ですよね。。。詳しくは書けませんが、、、

結論
「～でも」は、人に言われるのも、自分で言うのもＮＧな言葉です。
例外として、お見合いやコンパ（古い！）、飲み会でカワイイ女（？）を
演出したいときには、使えます。うふ。

ありがたき太陽

我が家の富を生み出す装置（？）ソーラーパネル、今月最高記録を更新。
６月電気料金、差し引きで、７３８円也。
１０００円でおつりがくる、Ｂランチ？
今しがた電気使用量のお知らせ伝票を見て、目を疑いました。

初期投資は確かに高くつきましたが、こうやって結果が目に見えると
うれしいし設置のしがい（？）もあるというものです。

帰宅するとまっさきにモニターで本日の発電量を確認する
のが、オットの日課（楽しみ）となっています。
近いうちにグラフを作成してくださいね。
ついでに、何年で資金回収ができるかも試算をお願いします。
このぶんだと２０年以内に元がとれるかも？

まぁ、コストの面も無視できないのですが
メンタル面で、たとえ自己満足の域を出ないにしろ
環境問題について多少なりとも考えているという姿勢を示す
象徴であり、太陽をありがたがるという一種の思想が根底にあると
思っています。
たとえが適切ではないかもしれませんが、
霊験あらたかな壷やお仏壇をあがめるのにも似た想い・・・。

ワタシ、環境問題意識は人並みに持っているつもり。
オット、システム（あたらしもん）好きです。
「目先の損得にとらわれないで、長い目で見よう」
オットの鶴の一声で設置を決めましたが、もともとが安くはないもの
だけに、太陽に寄せる信頼がなければ設置は難しかったと思います。

環境・環境でかんじがらめになってはしんどいけれど
できることをすれば、少しずつでも地球は変わっていきます。

夏の太陽がますます好きになりそうです。

ただ、コストがもっと下がればねぇ。。。

ときには、あきらめも大切

クリーニングから戻ってきたジャケット、
ビニールのカバーをはずしてみると、
クリー二ングに出す前はなかったはずのシミがくっきり。
しかも２箇所にわたって。
白なので、気をつけて着用していたつもり。
ショックだ。

白の服地は、いつのまにかシミが浮き出ることが、
往々にしてある。
しかし、数回しか袖を通していないし、
これといって思い当たるふしもない。
そうかといってクレームをつけたところで、
なんの得にもならない。

うじうじ考えていても状況が変わるでなし、
さっさとあきらめて、次の行動に移すのだ。
いざ、シミ抜き。
もしそれでもとれないなら、あきらめる

こういう場合における切り替えの早さ、
自分でも意外なほど執着しないワタシがいる。
（いつもこうならいいのに。。。）
一般によい意味で用いられることの少ないあきらめの早さも、
時と場合によっては必要です。